大手子会社はまったりで勝ち組？年収や学歴は？現役大手子会社社員が解説

　

そんな悩みに答えます。　

　

ホワイト企業に入社したい！

と思うのは当然のことですよね。

　

そんな思いで　

就職・転職活動時に企業研究を進める中で

気になった「大手子会社」

　

仕事のことや待遇面

入社難易度や社員のモチベーションなど

知りたいことはたくさんあるけど

一体誰に聞けば分からない…

そんな悩みを抱えている人は多いと思います。

実際私もそうでした。　

　

今回は

新卒にて

東証プライム上場企業に入社し約2年勤務

大手子会社へ転職し約3年勤務

再度

別の大手子会社に転職し今に至る私が

　　

東証プライム上場企業と大手子会社

両方の勤務経験を踏まえ

比較しながら解説していきます。

　　

あくまで私個人の意見になりますが

実際の経験を踏まえた生の声になりますので

大手子会社について情報が知りたい人には

大変参考になる内容になっていると思います。

　

それでは、さっそくみていきましょう。

　

仕事について

東証プライム上場企業 VS 大手子子会社

比較対象となる東証プライム上場企業のスペックは

従業員1500人程度の

業界世界首位の機械メーカーになります。

大手子会社は

従業員1000人程度の自動車部品メーカー

従業員7000人程度のこれも自動車部品メーカーです。

　

仕事が忙しいのは…

結論：どちらも忙しい

　

これじゃ参考にならない！と思うかもしれませんが

親会社と子会社の

仕事の忙しさについて優劣をつけるのは難しいです。

　

まったり仕事をしたいという人へ

仕事の忙しさで優劣をつけるのであれば

親会社/大手子会社という括りではなく

会社ごとで見る必要があると思います。

但し

それを入社前に見極めるのは困難です。

また

職種選びも重要になるかと。

　

私の経験上だと

親会社も大手子会社も20h/月程度の残業
（ばらつきがあるが、多いと50h/月程度）

　

ですが私の経験職種が

生産管理/生産技術というのが残業の多い部署なのが原因かと。

他部署を見ると毎日定時帰社していたり…

　　

経験している大手子会社2社とも

残業時間がそこそこだったので

決してまったり勤務とは言えませんが

サービス残業はいっさいありませんでした。

　

さらには

月1回の有給取得を全社的に促しており

有給を大変取得しやすい環境でした。

　

待遇面

経験からすると

業界は違いますが東証プライム上場企業より

大手子会社の方が待遇が良かったです。

世間体で見ても中小企業より

会社は安定していますし、高い水準にある可能性が高いです。

　

しかし

注意しなければいけないのが

「出世」について。

　

出世をしてお給料アップ！

というキャリアプランを描く人は

多いと思いますが

上層部には親会社からの出向者が多く

狭き門です。

　

管理職になるのに

非常に高いパフォーマンスが必要になることが

大手子会社のデメリットにあります。

まあ

どこの会社でも管理職になるには難しいですが…　

　　

子会社と呼ばれるものの

規模だけで見ると大企業級の会社は多数存在します。

　

私が経験した大手子会社の

年収などの待遇面について具体的に知りたい人は

下記で解説していますのでチェックしてみて下さい。

　

　

学歴

東証プライム上場企業/大手子会社では学歴に大きな差は感じなかったです。

むしろ学歴だけで見ると親会社よりも大手子会社のが高かったかと…

　

理由としては

・親会社のネームバリューの高さ

・私の勤務していたの東証プライム上場企業が田舎にあった

が挙げられます。

　

地域や業界にもよりますが

当然、基本的に子会社の入社難易度は

親会社よりも易しくなります。

　

但し

親会社の知名度が高いことで

田舎の東証プライム上場企業よりも

都会の大手子会社のほうが採用倍率が高くなる場合もあります。　

　　　

気になる企業の採用大学ついては

四季報を使うと調べることができますので

ぜひ活用してください。

他にも企業ごとに売上や平均年収などが記載されており

就職・転職活動時に企業を知ることができる貴重な情報源です。

　　

モチベーション

子会社は親会社に勝てないからモチベーションが上がらない。

そんな意見があります。

　

さきほど学歴についても解説しましたが

ここについても気にする人が一定数いまして

自分より学歴が低い人が自分の勤めている

親会社にいるのが気に入らないなんて人も。

　

親会社に出向して、同じような業務内容にも関わらず

待遇に差がある。

などであれば、不平等さを感じることは分かります。

　　

ですが

子会社だから…という理由で落ち込むのは間違っています。

比較すべきは親会社だけですか？

世の中の大多数は中小企業です。

広い視野で世間を見てみましょう。

　

　

勝ち組

大手子会社は世間体でみると

十分勝ち組と呼べる会社が多いと思います。

　

安定した業績と待遇

親会社のネームバリューでローンが通りやすかったり。

　

上を見たらキリがないですが

十分な生活ができていればいいでしょう。

　

しかし

「勝ち組」の基準は

人それぞれの価値観によって変わります。

　

私は新卒での就職活動時

東証プライム上場企業への就職することこそが

「勝ち組」だと思っていたので

会社選びの軸にしていました。

　

そして

実際に東証プライム上場企業に就職しましたが

今は転職して大手子会社で勤務しています。

　

東証プライム上場企業在籍時

世間体で見ると「勝ち組」の部類だったのかもしれませんが

全くその実感がなく、むしろ「負け組」と感じていました。

　

要は

周りがというよりは自分がどう思うかです。

　

現状

私はワークライフバランスが充実していますし

待遇面も東証プライム上場企業時代よりも良くて満足しています、

　

そのため

あくまで、世間体でみるとですが

大手子会社は「勝ち組」の部類に入るのではないでしょうか。

　

決して入社は簡単ではないですが

「大手子会社」も就職・転職先の選択肢のひとつとして

ぜひ検討してみてください。

　　　　

まとめ

いかがでしたでしょうか。

まとめです。

　

・大手子会社＝まったり勤務ではない

・給与は安定している場合が多いが
　出世は他企業よりは狭き門

・社員は高学歴も多数存在する為
　決して容易に入社できるものではない

・世間体でみると高待遇の場合が多く
　十分「勝ち組」

　

世の中には多数の会社があります。

仕事の内容や忙しさ、待遇面など会社選びの基準は

人それぞれだとは思いますが

　

就職・転職活動中の人はぜひ

「大手子会社」も選択肢のひとつに入れてみてください。

大手子会社を2社経験している私からおすすめします。

すでに選考を進めている人は

下記で大手子会社の志望動機についても解説しているので

興味があったらチェックしてみてください。

　　

　　

今回解説した大手子会社に関わらず

あなたが自分に合った会社に出会い

理想のキャリアプランを描けることを願っています。

　　

それではこのへんで。