退職の切り出し方(例文あり)最初に伝える人は誰?転職2回経験者が解説

退職の切り出し方
悩んでいる人

退職までにやるべきことが
正直あまり分かっていない…

最初は誰に伝えればいいの?
上司への切り出し方は?など

色々知りたいけど、一体誰に聞けば…

そんな悩みに

転職を2回経験している私が答えます。

本記事の内容
  • 退職決定から実際に退職するまでの手順
  • 退職を最初に伝えるべき人
  • 退職を切り出すベストなタイミング
  • 退職の切り出し方の例文
  • 退職の挨拶の例文(社内/社外)

  

転職活動をがんばった後に

避けては通ることができない

今の会社へ退職の報告…。

 

はじめてだと

手順すらよく分からないので

嫌になっちゃいますよね(笑)

 

今、あなたが心の中で感じている

“早く言わないと”&”緊張で言えない”の2つが交わる

独特で緊張感のある嫌な気持ち…

経験者として痛いほど分かります…涙

 

私はすでに転職で2回

上司へ退職の報告を経験していますが

もうやりたくないです(笑)

 

はじめて

退職の報告準備をした時は

分からないことばかりだったので

あなたと同じようにインターネットを使って

「退職の切り出し方」や「最初に言う相手」などについて

調べていました…(笑)

  

なので今回は

以前の私と同じく

はじめて、退職の報告が控えているものの

退職までにやるべきことが

はっきりと分からず困っている人へ向けて

  

退職を完了させるまでの
手順や注意点について詳しく解説します

  

それでは、さっそくみていきましょう。

Contents

退職の切り出し方(例文あり)最初に伝える人は誰?

退職の切り出し方
  • 退職を伝えるベストなタイミング
  • 退職を最初に伝える人
  • 退職の切り出し方

それぞれ

気になる結論からいきましょう。

 

  • 退職を伝えるベストなタイミング

決まり次第すぐ(退職日の1~3ヶ月前が望ましい)

 

  • 退職を最初に伝える人

直属の上司

  

  • 退職の切り出し方

「すみません。大事なお話があるのでお時間頂けないでしょうか。」

 

それぞれ詳しく解説していきます。

退職するまでの手順(ステップ)

退職の手順

退職決定~退職完了までの

大まかな流れは下記です。

 

  1. 退職を決意/退職日の決定
  2. 退職の報告(上司/会社)
  3. 会社の退職承認
  4. 業務引継ぎ
  5. 退職の挨拶
  6. 退職

  

この中で特に注意が必要なのが

②退職の報告(上司/会社)です。

ここが最も大変でトラブルが発生しやすくなっており

退職に関するトラブルのほとんどがこのステップです。

  

本記事で詳しく解説していく以下の内容

  • 退職を伝えるベストなタイミング
  • 退職を最初に伝える人
  • 退職の切り出し方

これらも

“②退職の報告(上司/会社)”のステップになります。

 

その為、極端な話

“②退職の報告(上司/会社)”さえ

無事に乗り越えればなんとかなりますので

本記事を読み進めてしっかりと準備してください。

退職を決意/退職日の決定

退職

退職報告では必ず

退職する人

〇/〇付で退職させていただきます。

という報告の仕方が必要になるので

明確な「退職日」を決定する必要があります。

自分の転職先の会社への入社日などを

考慮して決定してください。

  

ちなみに

退職日を明確にすればいつでも辞められる

という訳ではなく

退職する人

明日で退職させていただきます!

というのはNGです。

手続きや業務の引継ぎ時間を

考慮した日にちを設定しましょう。

具体的には

退職を報告する日から1~3ヶ月後が望ましいです。

退職の報告(上司/会社)/最初に伝える人/切り出し方

退職の報告

次に退職の報告です。

繰り返しになりますが

“退職の報告”はトラブルに要注意です

 

退職を伝えるタイミング

先ほど

退職報告日の1~3ヶ月後の退職が望ましいと言いましたが

 

退職を伝えるベストなタイミングとしては

退職が決まってからすぐ。です。

 

退職を周りに伝えてから退職日までの居づらさを考えると

なるべく遅らせたい気持ちは痛いほど分かります…。

 

しかし

第二のトラブルを回避するためにも

早期の報告を推奨します。

 

  • 第二のトラブルとは
  • 退職承認の遅れ
  • 業務の引継ぎ時間不足

の2つです。

 

  • 退職承認の遅れ

各会社の就業規則には

退職する場合

その意思を何日前までに報告が必要なのかが

記載されていますので、従うようにしましょう。

約1ヶ月の会社がほとんどかと思います。

 

また

規則通りに退職報告しても

上司が取り扱ってくれなかったり説得されてしまい

退職の承認日が延びてしまう可能性があります。

 

  • 業務の引継ぎ時間不足

退職の報告が退職日の2週間前だったり

退職の承認が中々してもらえないと

業務の引継ぎ時間が十分に散れない場合があります。

 

こういったトラブルを防ぐためにも

退職の報告は早期に行うことをおすすめします。

退職の報告は早ければ早いほどトラブルが回避できます。

 

退職を最初に伝える人

同僚/先輩/人事/上司/といった候補がある中で

退職を最初に伝えるべき相手は「直属の上司」です。

 

退職の相談については

同僚や先輩に相談しても問題ないと思いますが

 

正式に退職をするという報告を1番にするべき相手は

直属の上司ですので

間違えないようにしましょう。

 

ここで考えられるトラブルは

上司より先に

同僚/先輩/人事/上司/の誰かに

退職の意思を報告してしまった場合に

情報が漏れることです。

 

“密告される”というと悪い印象を受けてしまいますが

悪気がなくても上司へ自分の退職話が伝わってしまった場合

当然、上司はいい気分がしないです。

 

最悪の場合

直属の上司

なぜ私に最初から報告しないんだ!

と感情的になってしまうと

退職届の承認に問題が生じてしまうことがあります。

 

こういったトラブルを防ぐためにも

正式な退職の報告は1番に直属の上司に。

そして社内で混乱を招かないように

許可を取ってから

同僚/先輩/人事/にも報告するようにしましょう。

 

上司以外の報告の方法については

ミーティングで全員まとめて報告するのか

ひとりづつするのか

そのあたりは上司と相談してください。

 

退職を最初に先輩に伝えた結果(失敗談)

退職の報告について
私の実体験から注意喚起です

私が2回目の転職をする時

正式な退職の報告を

1番に先輩へしてしまい

痛い目に合いました…。

 

転職活動をする段階から相談しており

その流れで

退職することも1番に報告した結果…

 

裏で密告されていたらしく

(悪気はなかったと思いますが…)

 

私が上司に退職の報告をした時には

すでに上司だけでなく、他の先輩たちも

私が退職することを知っていました(笑)

びっくりですよね(笑)

  

報告した時に

直属の上司

実は”〇〇君が退職する”みたいな話
聞いていたんだよね…

と言われて固まりました…。

幸いなことに大事にはならず

円満に退職できたのでよかったですが

  

これがもし

プライドの高い上司だったら…

一歩間違えればトラブルになっていたかもしれないので

あなたも報告する人の順番は気をつけてください。

 

退職の切り出し方(例文)

さあ

“退職を伝えるタイミング”と”最初に伝える相手”が

分かりました。

 

あとは伝えるだけだ….

えっと… 

退職する人

退職を伝える時の
最初の切り出し方ってどう言えば…

ってなりますよね(笑) 

 

緊張感漂う退職の報告ですが

まずは、マナーとして

上司と2人で話ができる環境を用意しましょう。

  

会議室の準備/予約はもちろん

声をかけるタイミングは

 

  • 周りに人がいない時
  • 休憩ではなく業務時間内
  • 可能であれば上司のスケジュール確認して
    空いている時間

など配慮をしましょう。

 

退職の切り出し方は 

退職する人

すみません。大事なお話がありますのでお時間頂けないでしょうか。

といった

はじめから「重要」な雰囲気を出すパターン。

これは言われた時点で上司も察しますね…。

 

退職する人

すみません。今少し、お時間頂けないですか?

といった

業務の相談をするような雰囲気を出すパターン。

 

があり

どちらでも構いませんが

「重要さ」を出さないと

後回しにされてしまう可能性もあります。

 

業務報告などで2人になる機会があれば

報告後に少し時間を取ってもらったりするのも良いです。

  

業務が忙しくて時間調整が難しそうであれば 

退職する人

すみません。今週のどこかで15分ほどお時間頂けませんか?

と打診して日程を押さえましょう。

 

上司から

直属の上司

何の話?何の案件?

と聞かれても「大事なお話です」とだけ答えればOKです。

  

いくつか退職の切り出し方の例を挙げましたが

 

ぶっちゃけ

普段、上司と日程調整する方法と同じでOK

 

話す前から”退職の話”と知らせる必要はないですし

日程を押さえることが目的なので

 

日程調整に関しては

特に普段の方法と変える必要がないです。

大事なのはその後ですので。

 

その為

日程調整(切り出し)はメールで行うのもOKです。

以下、メールで日程調整をする際の例文です。

 

件名:打ち合わせのお願い(氏名)
本文:
〇〇リーダー

お疲れ様です。(氏名)です。

表題の件

ご相談させていただきたいことがあり
〇/〇の〇時から第1会議室にて
15分ほどお時間頂きたいです。

お忙しい中、申し訳ございません。
ご検討いただけると幸いです。


以上、よろしくお願い致します。

 

宛先は上司のみ。もちろんCCはなしです。

但し

  • 本文に退職の報告をする旨を記載するのはダメです。

  

退職の意思はメールではなく必ず直接伝えましょう

退職を引き止められたら

人員不足などの理由で

直属の上司

もう少し待ってくれないかな…

などと

退職日の引き延ばしや

引き止めに合う可能性があります。

 

こういった場面を上手く乗り越えるためには

最適な断り方を準備しておく必要があります。

詳しくは下記で解説しています。

 

会社の退職承認

退職の承認

退職が承認されるまでの流れは

会社ごとに若干異なると思いますが

基本的に

退職報告→自部署の上司承認→人事承認→社長承認→人事と各種手続き

になると思います。

 

経験から言うと

報告してから1~2週間で人事から連絡がきて手続き。

みたいなイメージです。

 

最大の壁は「自部署の上司承認」ですね。

業務の引継ぎ

業務の引継ぎ

しっかり業務を引き継ぐことは

お世話になった会社や同僚に対するマナーです。

 

元からチームで仕事をしていたのであれば

数日で引継ぎが完了することもあると思いますが

 

個人の裁量で業務を進めていた場合は

引き継いだ業務を進めていく中で

疑問点が出てくることも多く

 

引継ぎ期間は少なくても2週間程度は見ておきたいです。

取引先への引継ぎ挨拶まで考えているのであれば

取引先数にもよりますが1ヶ月程度は必要でしょう。

 

自分が担当している案件の詳細や

残りの業務をまとめた

“業務引継ぎリスト”を作成できると

引継ぎがスムーズになります。

  

  • 作成例

・業務引継ぎリスト
 
案件名:〇〇向け〇〇
背景 :需要増による増産対応
残項目:初品サンプル作成/量産後確認
    →サンプルの必要数は決定次第生管〇〇から連絡あり(~〇/〇まで)
担当 :営業〇〇品証〇〇技術〇〇
備考 :本案件、受注ランクAになります

 

上記のようなフォーマットで各案件ごとに作成します。

Excelで作成するのが無難ですかね。

ぜひ参考にしてみてください。

退職の挨拶(例文)

退職の挨拶

自部署の仲間にはもちろん

関係部署や取引先など

お世話になった人たちへ感謝の気持ちを伝えましょう。

 

直接伝えるのはベストですが

勤務体系の問題などで

お世話になった全員に直接お礼を言うのは

難しい場合が多いです。

 

仮に全員に直接挨拶ができたとしても

退職挨拶(感謝のメール)は必ず送りましょう。

 

  • 退職挨拶のメールを送る時のポイント(社内)
  • 最終出社日に送る
  • 退職理由は具体的に記載しない(一身上の都合でOK)
  • 全員を宛先ではなくBccに入れる
  • 業務引継ぎ者の名前を入れると丁寧
  • 自分の連絡先を入れてもOK

 

  • 退職挨拶メールの例文(社内)

件名:退職のご挨拶(氏名)
 
本文:
関係者各位様
お世話になっております。
〇〇部の(氏名)です。

このたび
一身上の都合により〇/〇で退職することとなり、本日が最終出勤日となりました。
本来であれば直接ご挨拶すべきところをメールの挨拶にて失礼致します。

〇〇年の〇月から〇〇部に配属となり
これまで〇年間という短い間ではありましたが
皆様からの温かいご指導・ご協力に
心よりお礼申し上げます。

在職中は至らない点が多々あり
ご迷惑をおかけしてしまうこともありましたが
業務を通じて様々なことを学ばさせていただきました。
この会社で培った経験は今後も生かしていきたいと考えております。

 
ー------↓自由記入↓---------------

後任は〇〇が努めますのでよろしくお願い致します。

退職後の連絡先は下記になります。
今後ともご連絡いただけると幸いです。

電話番号:✕✕✕-✕✕✕-✕✕✕✕
メール :✕✕✕✕✕@✕.✕✕✕

ー------↑自由記入↑---------------
 
最後になりましたが
皆様のさらなるご健勝とご活躍を心よりお祈り申し上げます。
今まで本当にありがとうございました。 

〇〇部(氏名)

  

次に

取引先(社外)への退職挨拶メールについてです。

 

  • 退職挨拶のメールを送る時のポイント(社外)
  • 退職の2~3週間前に送る
  • 退職理由は具体的に記載しない(一身上の都合でOK)
  • 一斉送信するならBcc個別なら宛先でOK
  • 後任の名前を記載
  • 最終出社日を明記

  

  • 退職挨拶メールの例文(社外)

件名:退職のご挨拶(〇〇株式会社(氏名))
本文:
お取引先各位様

いつもお世話になっております。
〇〇株式会社の(氏名)です。

私事で大変恐縮ですが、一身上の都合により〇/〇をもって退職することとなりました。
最終出社日は〇/〇の予定です。

在職中はお力添えをいただき誠にありがとうございました。
本来であれば直接ご挨拶すべきところですが、メールの挨拶になったことをお詫び申し上げます。

後任ですが
同部署の□□が務めさせていただきますので
変わらぬご指導のほどよろしくお願い致します。
 
お時間いただけるようでしたら
後日、改めて□□とご挨拶に伺いたく存じます。
 
下記日程のご都合はいかがでしょうか。

・〇/〇(〇) 〇:〇〇~
・〇/〇(〇) 〇:〇〇~
・〇/〇(〇) 〇:〇〇~

以上です。ご確認よろしくお願い致します。 

 

まず

メールを送るタイミングは後任への業務引継ぎを考慮して

退職の2~3週間前にはできるようにしましょう。

  

そして

社内メールと違って必ず後任者を記載すること。

 

社内であれば

言わなくても後任者が誰か分かっている場合が多いので

最悪、省いても大丈夫な内容ですが 

社外への挨拶は後任者の記載が必須になります。

退職

退職

ここまでやれば、晴れて退職です。

中々険しい道のりですよね(笑)

 

大きなトラブルが発生して

予定日に退職できないなんてことがないようにしましょう。 

それと…

 

有給はきっちり消化しましょう

 

有給は権利です。

退職前に全部使い切りましょう。

まとめ

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は

「退職の切り出し方(例文あり)最初に伝える人は誰?転職2回経験者が解説」

というテーマで解説しました。

まとめです。

 

・退職報告は決まり次第すぐするべき
 (退職日の1~3ヶ月前だとベスト)

・正式な退職報告は最初に直属の上司に伝える

・退職の切り出し方は普段から行っている
 日程調整の方法でOK

・退職報告は必ず直接すること

 

退職の報告は人生で1回あるかないかくらいの

ビッグイベントです(笑)

私はすでに2回経験していますが…

 

緊張すると思いますが

退職する人

何が起きてもどうせ辞めるし!
いい人生経験ができる!

くらいの気持ちで大丈夫です。

 

あなたが今の会社を円満に退職し

理想のキャリアプランを描けることを願っています。

 

それでは、このへんで。

 

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