就職・転職活動中に気になった
「大手子会社」だけど
優良企業が多いって本当?
就職するメリットって具体的にどんなこと?
そんな疑問に
大手子会社2社でキャリアを積んでおり
且つ、現役の大手子会社社員でもある私が答えます。
みなさんは大手子会社と聞くと、どんな印象を抱きますか?
「経営が安定していそう」などの明るい意見や
「子会社だから待遇が低そう」などの暗い意見まで
人それぞれ、さまざまな印象を抱くと思います。
今回はそんな大手子会社2社で実際にキャリアを積んだ私が
優良企業だと感じる理由を詳しく解説していきます。
本記事の内容は
(大手子会社)を2社経験+現役大手子会社社員の生の声になりますので
就職・転職活動中の人は
企業選びの参考になると思います。
※本記事の内容には、実体験を元にした個人的な意見が含まれることはご理解ください。
それではさっそくみていきましょう。
大手子会社から大手子会社へ転職
冒頭でも記述しているように
私は大手子会社2社での勤務経験があります。
新卒で東証プライム上場企業(当時の名称は東証一部上場企業)へ入社し
その後、大手子会社→大手子会社と渡り歩いています。
希望職種などの関係から、2回転職を経験していますが
注目すべきは
なぜ大手子会社から大手子会社へ転職したのか。
それは、大手子会社に魅力を感じる部分が多数あったからです。
少なからず新卒で入社した東証プライム上場企業よりも
大手子会社の方が待遇が良く
その他、条件も総合的に見て優勢でした。
大手子会社には
そこらの東証プライム上場企業よりも
断然、高待遇の会社がごろごろあります。
高い知名度
大手子会社となると
親会社のブランド力から知名度もそこそこ高いです。
最近、職場の先輩がマイホームを購入した際
ローン審査を簡単に通過したので
やはりブランド力は高いと言えます。
転職活動時もこの知名度は生かすことができ
特に社名が親会社の名称の後ろに○○が付くような社名だと
認知度も高く、面接官にも好印象だと感じました。
入社難易度
周りを学歴だけで見ると
経験した大手子会社は2社とも
新卒で入社した
東証プライム上場企業とほぼ同等でした。
親会社のネームバリューで知名度が高いので
高学歴で優秀な人も多数、採用試験を受けている印象です。
そのため子会社とは言うものの
とても入社が簡単とは言えません。
隠れ優良企業といった立ち位置で見つけ出して採用試験を受けた人もいるでしょう。
有名な大手企業と比較すると、さすがに大手子会社の方が入社難易度は易しくなりますが
入社難易度の割には、かなり待遇がいいと感じます。
また
親会社と合同研修など充実した教育環境も整っています。
これは2社両方で感じたことで
実際に私以外で、同意見の人もいました。
大手子会社の待遇
待遇面について
上を見たらキリがないですが
私が勤務していた(している)大手子会社2社は
全国的にみると安定もしていますし、悪くないと思います。
福利厚生などの待遇面もそこそこ満足のいくもので
先輩方は多くの人が結婚/子持ち/マイホームです。
しかし
大手子会社だと
賃金テーブルのような仕組みが
しっかりと整っている会社が多いと思われますので
実力でばりばり昇給というよりは
年功序列の色が強い
安定した定期昇給がメインになる可能性が高いです。
そのため
スキルの高い人は不安に感じる部分があるかもしれません。
私が在籍していた会社の具体的な規模
基本給や昇給・年収については
下記で詳細を解説していますので
興味のある人はチェックしてみて下さい。
世間から見た大手子会社
勤務先を聞かれた時の答え方には
「~を作っている会社」
「~系の会社」
「~の子会社」
など
いろいろな表現の仕方があると思いますが
注目すべきは
「子会社」という表現をすることがある点です。
子会社という呼称が
大企業/中小企業/のような大枠と同等の立ち位置の表現として使用されているのも
多くの優良な子会社が
これまで高い評価を積み上げてきたからこそだと思います。
さらには
大手子会社は、子会社という表現方法がなかったら
その振り分け区分は大企業となる場合も多いです。
家族とマイホームで過ごし
仕事は安定感のある大手子会社に勤務。
羨ましいと感じる人も多いと思います。
大手子会社は優良企業
大手子会社を2社経験して
良いと感じた点(メリット)を簡単にまとめると
・入社難易度の割には待遇面が満足できる水準
・会社の経営に安定感がある
・親会社の知名度が高いおかげでローンの審査が通りやすい
・親会社との合同研修など教育環境が整っている
などです。
悪いと感じた点(デメリット)も紹介すると
・親会社には待遇が劣ることが多い
・上層部に親会社からに出向者が多く出世の難易度が高い
・親会社の業績が待遇に影響する場合がある
・親会社の経営方針が自社にも反映される
などです。
安定/待遇/教育制度などから
総合的に判断すると大手子会社は「優良企業」だと感じます。
実際に私が優良企業と感じたという証明は
大手子会社→大手子会社に転職したことで十分証明されていると思います。
転職エージェントにも進められるほどの優良企業です。
また
大手子会社ともなれば
労働組合もしっかりと結成されている所が多く
組合の有無を気にする人も安心です。
子会社コンプレックス
子会社の人が感じやすい悩みのひとつ。
それが「子会社コンプレックス」です。
普段から社内の掲示物や共通のネットワークなどで関わりの深い親会社の待遇は超えられないなど
自分が勤務する会社の親会社に激しい劣等感を感じる悩みです。
正直私も入社初期の頃はそうでした。
これに関しては
自分の立場を
ずっと親会社や他の大企業とばかり比較していたのをやめ
もっと広く、世間全体と比較することで
自分は恵まれている方なんだと感じることができ、克服しました。
親会社に限らず
自分より上ばかりを見ていたらキリがないので…(笑)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
まとめです。
十分満足できる水準であり
総合的に見て「優良企業」と判断できる
・安定した給与のおかげで平均的な水準の生活
は容易に可能。世間体も悪くない
・親会社が要因で
少ない管理職の枠に出向者が多く在籍していたり
「子会社コンプレックス」を感じてしまう場合あり
大手子会社は
穴場で優良企業なんて言われることもありますが
実際に勤務して
たしかにその通りだと感じました。
就職・転職活動中の人は
ぜひ選択肢のひとつに大手子会社を加えてみてください。
今回は大手子会社について解説しましたが
有名な大企業で働くことにはロマンがありますし
ベンチャー企業で働くのも
己のスキル向上にはもってこいです。
仕事や学業と両立しながらの活動は
大変だとは思いますが
「自分に合った企業探し」
がんばってください。
みなさんが理想のキャリアプランを描けることを願っています。
それでは、このへんで。
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