【体験談】社会人2年目の転職成功の鍵は市場価値の高い「第二新卒」
社会人2年目での転職を考えているけど
やっぱり難しいのだろうか…
成功するコツがあるなら知りたい…
社会人2年目。いわゆる新卒2年目の転職で悩んでいる方。
その気持ち痛いほどよく分かります。。。
それはなぜか?
私が新卒2年目で転職した経験があるからです。←説得力◎
あなたと同じように悩んで、ネットで情報調べまくって。。
懐かしッ!!
私は理系の大学を卒業し
新卒で東証一部上場の設備メーカーに就職。
「よし。これで安定した人生だ!」なんて思いながら
生産管理の業務をしていたところ、技術職への思いが強くなり新卒2年目で転職。
大企業子会社に生産技術として内定をもらい、まさかの待遇も少し良くなりました。
いや~良い決断だったと今でも思います。
転職活動時は、当然ながら新卒2年目の転職が難しいと言われる理由を肌で感じました。
しかし!!
それと同時に
新卒2年目の転職は貴重なタイミングだということが分かりました。
・「職種変更」のラストチャンス
私が新卒2年目で転職を決意し、活動した時の経験談を踏まえて解説していくのでとても濃い内容の記事になっていると思います。
さっそくみていきましょう。
新卒2年目の転職は難しい
新卒2年目の転職は難しいと言われますが、なぜなのか。
最大の理由は 中途採用=即戦力 が転職市場の基本になることです。
あなたが採用担当の人事だとして想像してみてください。
即戦力を求めている中で経験年数が2年にも満たない応募者がいたら、よほど目に付く突出したスキルを持っていない限り書類でお祈りすると思います。
実務経験が浅いと転職市場では価値が低くなってしまうのです。
これが新卒2年目の転職が難しいと言われる最大の理由になります。
内情をみると納得ですよね。
転職成功の鍵は「第二新卒」
新卒2年目の転職成功の鍵は「第二新卒」です←超重要!
実は私もこの「第二新卒」の枠で内定をもらいました。
そもそも「第二新卒」とは何か?
「第二新卒」とは新卒で企業に就職したが、短期間で転職を目指す方々」のことを言います。
世間的には新卒入社後2~3年が妥当と言われています。
つまり、「あなた」のことです。
では、この「第二新卒」
実際に転職活動で何が有利になるのかというと「新卒」に近い条件で評価をしてもらえることです。
つまり
中途採用の「即戦力」という考え方ではなく、新卒に近い形で「ポテンシャル」を見て採用の合否を決定するので
社会経験が浅くても若くて将来性がある人材として市場価値は高くなります。
将来性のあるまだ若い優秀な若手を確保したい企業と
早めにキャリアプランを見直したい入社数年の若手労働者
両者の思いを汲んだ素晴らしい制度です。
さらには、「第二新卒」の対象者は社会人としてのビジネスマナーをすでに習得しているので
「新卒」よりも重宝される可能性は大いにあります。
社会人経験3年ほどで「第二新卒」は権利を失ってしまうので「今」が勝負の時なんですよ。
新卒2年目の転職はおすすめ!
「難しい」けど「おすすめ」
キャリアプランを考える中で早い決断は重要です。
新卒2年目。やり直すなら今。今この瞬間。
むしろこのタイミングしかないと思った方がいいです。
「第二新卒」の権利を有し
まだ「間に合う」「やり直せる」それが新卒2年目です。
特に今やっているその「職種」が自分に合っていなくて
「職種変更したい」と考えているなら冗談抜きで、本当に「今」がラストチャンスです
職種変更のラストチャンス
「職種を変更したい」これについては本当にもう今すぐ転職するべき←経験者が語る
これには明確な理由がある。
「いずれ職種変更しよう」が通用しない世の中だということを認識してほしい。
どうゆうことか?
「職種変更をしたい」という思いを持ちながら仕事を続けて
3年、4年後に「転職」を決断しても「職種変更」は困難です。
思い出してください。
中途採用=即戦力
つまり企業側は基本的に、中途採用で募集職種の未経験者を採用しません。
(経験不問の募集もありますが、基本的に募集要項には 「〇〇の経験3年以上~」みたいな記載があります。)
→3年、4年後に「転職」を決意してもあなたが応募条件を満たしている転職候補は今の職種だけなんです。
と、なると仕事を長くやればやるほど職種変更は困難になる。やり直せない。
それが今の日本の市場 。
「職種変更」がラストチャンスだと言っている1番の理由です。
ドキッとした人いるのでは?(笑)
でも大丈夫!
そんな瀕死の状況を好転させるために「第二新卒」があるんです!
「転職」は3年働いてからは都市伝説
「転職」するにもまずは3年働いてからだ。っていう昔ながらの人も時々いますが
安心してください。「都市伝説」です。
しかし言いたいことは分かります。
転職市場で「経験」として評価され始めるのが3年程度からなので、そこのステージまでは経験を積むべきだといったような意味合いだと思います。
たしかにその通りだが
やりたくないことを3年経験した挙句、第二新卒の権利も失って「職種変更」が困難になる。
これはいかがなものか。
デメリットはそれだけではありません。
転職市場で戦う相手です。
「第二新卒」と異なり即戦力を求められる立場なので、当然「経験」が1番のアピールポイントになるのですが、その「経験」が3年。。。
周りのライバルは5年やら10年やら「経験」をしている人も多数いるのでそういった人たちと比べると経験が浅く不利な状況になるでしょう。
つまり
3年も働いてから「転職」を決意しても職種を変えるのは困難ですし、周りは自分より経験豊富なライバルばかりの可能性が高いんです。
第二新卒の面接って何をアピールするの
採用担当に、あなたの高い「ポテンシャル」を感じてもらうにはどうするか。
TOEICや国家資格などがあればアピールしましょう。
特に語学が重宝される時代なので英語以外の言語もスキルがあるならば前面に出していきましょう。
ハキハキと話し、コミュニケーション能力に問題がないことをアピールするのも大切です。
経験したこと挑戦したこと。高い「ポテンシャル」を感じてもらえるようなアピールを自己PRに織り込みましょう。
PDCAを回して何かに取り組んだ話があると尚良いです。
ー なぜ「転職」を決断したのか ー
高確率で聞かれるこの質問。実はアピールの大チャンスです。
私の場合は「生産管理」→「生産技術」への職種変更を目指していたので
「技術職」への憧れについて熱く語りました。
質問の返しで
- 業界に強い興味がある
- どうしても希望職種の就きたい
- 新しいことへ挑戦したくなった
などを熱く語るチャンスですので逃さないように!
第二新卒の面接で気をつけること
★ 面接の準備
なぜ「転職」を決断したのか
これが明確に答えられない人は厳しいです。
深堀されてもはっきりと答えれるような準備が必要です。
それはなぜか。
第二新卒の採用において「ポテンシャル」と一緒に必ず確認されること。
それが「入社後の定着」です。
要は「入社してすぐにやめないかどうか」を確認されます。
当然ですよね。今の会社を入社してすぐやめようとしているのは事実なので。。
これを確かめる質問が「なぜ転職したいのか」なんです。
転職の理由が明確でブレていない。決意が固いことを確認することで人事は入社後の定着度を確認しているでしょう。
「第二新卒」の募集を見つける
意外とないと思うでしょう?(笑)
これね、結構あるんですよ。
エージェントの紹介はもちろん、リクナビNEXTのような自分で活動するサイトでも全然見つけられます。
中には大々的に募集要項に「第二新卒歓迎」の文言を謳っている会社もあるくらいなので
将来性豊かな第二新卒は需要が高いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
まとめです。
- 実務経験不足の状態では中途採用=即戦力の転職市場で勝ち抜くのは難しい
- 新卒2年目の転職は、実務経験不足でも「ポテンシャル」を評価してくれる「第二新卒」が◎
- 面接では「転職理由」を明確にし、自己PRにはPDCAを回して挑戦したことなど「ポテンシャル」の高さを感じさせる話を織り込む
- 「第二新卒」の権利と「職種変更」がラストチャンスという面で新卒2年目の転職はおすすめ
「第二新卒」に関してはエージェントも熟知しているので相談したら求人を紹介してくれますよ。
というわけで
社会人2年目の転職成功の鍵は市場価値の高い「第二新卒」
といったテーマでお伝えさせていただきました。
何事もまずは行動です。考えているだけではチャンスを逃しますよ。
例えそれがラストチャンスだったとしても。
←あえて「ラストチャンス」を本記事で唯一の赤文字にしています。
それくらい
自分のキャリアプランについてはよく考えてほしいということです。
私自身も第二新卒を使っての転職はとても悩んだ末の決断でしたが
あの頃の自分に「良く決断した。ありがとう。」と言いたいですね。
後悔する前に行動です!行動しないと何も変えることはできないので。
まずはエージェントの登録だけでもよし!
小さなことからでも始めていきましょう!
みなさん成功を願っています。
それでは、このへんで。
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