転職を家族に反対された時の上手な説得方法(押し切るのはリスク大)

転職を家族に反対された時の上手な説得方法(押し切るのはリスク大)

  

<strong>あつザウルス</strong>
あつザウルス

自分は転職をしたいけど家族に相談したら反対された…

上手く説得するにはどうすれば…

 

そんな疑問に2回の転職経験がある私が答えます。

本記事の内容

・転職が家族に反対される理由

・転職の検討を家族へ相談するべきタイミング

・家族に転職を認めてもらう上手な説得のコツ

   

自分の都合で家族に迷惑をかけてしまい申し訳ないと思いながらも

転職について、家族に相談したが反対されたという人。

 

もしかしたら

相談の仕方・報告の仕方に問題があるかもしれません。

 

想定外で唐突な報告でも、筋が通っていて納得できる内容であれば

ある程度の承認は得られます。

 

今回は

家族持ちで転職を検討中しているが

家族に中々相談できなかったり、相談しても反対されてしまっている人へ。

その打開策を解説していきます。

 

相談するタイミングや

相手が納得してくれる話し方を心掛けることが重要になってきます。

 

それではさっそくみていきましょう。

 

Contents

転職がしたい

「転職がしたい」という気持ちは

より良い環境へ進もうという向上心が芽生えている証拠です。

現職の経験が浅くても、年齢が高くても

誰だって挑戦はできます。

待遇面、仕事内容、将来性…

後悔しない為にも、早速転職活動をしたいところですが…。

  

今、ご自身の仕事以外の環境はどうでしょう。

パートーナーがいる。子供がいる。

マイホームを購入している。

そんな状況の人は自分ひとりで決めてしまうのはリスクが高いですし

大黒柱として、家族の生活を守る責任があるので

環境によっては

転職先の条件が限定されてしまうことも。  

 

一方

独身であれば親や兄弟から反対されることはあるものの

転職後に想定外のことが起きても

誰にも迷惑が掛からず、自己責任になるので

既婚者よりも自分の意思を強く持てますね。

 

そんな中で

今回は既婚者の場合を中心に解説していきますが   

 

家族持ちであり

精神的問題が原因で転職を検討中の人。

(このままでは会社に行けなくなる/すでに休職中)

明らかに転職が必要と判断した場合は

事情を話してパートナーに理解してもらいましょう。

 

正直に、このままでは会社に行けなくなって

収入が激減してしまうので、新しい環境でがんばりたいという旨を伝えればOK

信頼関係があれば理解するのにそう時間はかからないと思いますし

協力的に動いてくれるはずです。

  

なぜ反対なのか

キャリアアップを狙える転職を、家族が反対するのはなぜでしょう。

転職市場が年々、盛んになっている中で

家族があなたの転職を反対する理由をみていきましょう。

   

まず、既婚者の転職は独身者よりも考慮するべき点が多いです。

親御さんからの心配だけでなくパートナー/子供の意見も聞く必要があり

持ち家の場合は、通える距離が限定されてしまうなどの問題点もあります(単身赴任なら可)

   

・転職=マイナスのイメージ

そもそものイメージの問題です。

未だに「転職は逃げ」なんて言う頭の固い人がいるのも事実です。

自分に転職経験がなかったり、周りの失敗談を聞いたり。

 

・現状での満足

現状に満足しているからこそ、転職することによるリスクを大きく考えてしまう場合です。

 

・待遇面

待遇が下がる場合。いくらやりたいことでも家庭としては待遇面は気にしてほしい点です。

また、パートナーとして将来的な賃金の上昇も気になるところです。

  

・住居

勤務地の変更に伴い、引っ越しや単身赴任が必要になってしまう場合です。

引っ越しが不要でも朝の出勤時間や帰宅時間が変わることは、家族全員の生活習慣に影響を及ぼす可能性もあります。

 

・精神面

新しい職場・環境に適応することができるか。

転職検討理由に精神面が挙げられる場合は転職後、特に心配になる点です。

    

転職において

変化点=良くなること

という考え方もできますが

変化点=リスク

という考え方もできます。

 

そのため

上記は、どの理由も環境の変化へ対する不安となっています。

  

相談・報告のタイミング

相談・報告のタイミングは早ければ早いほど○であり

説得もしやすくなります。

  

今のあなたの転職活動の状況がどうなっているのか

・転職活動の開始前

・転職活動中

・志望している会社に内定を貰った

  

それぞれで適切な説得方法をみていきましょう

 

活動前/活動中の相談は○

活動前が1番良いです。

すでに活動中であればすぐに相談しましょう。

 

相談して得た家族の思い
(引っ越しや待遇ダウンのNGなど)を反映して

その条件を満たした会社を受ければ

反対されず、円満に転職活動ができると思います。

この場合は応援してくれることが多いかと。

 

問題は内定後に相談をする場合

これは遅いです。

自分が良いと思っても家族が納得できないこともあるので

事後報告では信頼関係にひびが入ることもあります。 

転職というのは人生の中でも大きなイベントです。

自分に密に関係する人(配偶者等)に黙ってすることではありません。

 

内定後の相談は

まず相談の遅さによるマイナス印象からの話し合いになりますし

家族の意見を尊重して、転職活動のやり直しとなった場合

士気の低下につながります。

 

要は、転職検討中の人。今すぐ家族に相談してください。

 

上手な説得のコツ 

大前提として自分の意志は強く持つことです。

そして転職をしたい理由を明確に伝え

転職について理解してもらうことが必要です。

 

説得のコツになるのは

主な転職への反対理由(不安要素)を取り除くことです。

 

・転職=マイナスのイメージ

現状での満足

・待遇面

・住居

・精神面

 

転職=良くなる

ということを理解してもらうことが重要です。

 

極端な話

職場までの距離、勤務体系、仕事内容が変わらず

給料が2倍なんて話聞いたら大半の人が転職に賛成ですよね。

 

そういった明らかなキャリアアップを目指すのであれば

あまり問題はないと思いますが実現するのは難しいです。

 

同意を得やすい相談の流れの例を挙げると 

このまま

この職場で働き続けたら心身の疲労で休職するため

待遇はしばらく○○○万円から△△△万円へ減額&復帰後も、再発し休職してしまう可能性がある。

そのため

自分が元気に働き続けられる、やりたい職種で

待遇も現状と同じ○○○万円以上で探そうと思っている。

他にも、勤務地など何か希望はある?

  

こんな聞き方であればOKが出やすいでしょう。

相手が気にしている転職をした場合の不安要素を取り除いて

具体的に良くなる点を挙げたりして納得してもらえるかです。

 

少し内容の重複があるかもしれませんが

状況ごとにみていきましょう。

  

CASE1 転職活動開始前

最高の状態です。

家族と相談して決めた内容を転職先の選定条件に反映しましょう。

例 年収は○○以上 転勤なし など

その条件を満たさない会社は応募もしない

くらい徹底できると◎

  

CASE2 転職活動中

実は転職活動中なんだ…

この場合の動きも基本的にはCASE1の転職活動前と同じになります。

すでに応募している企業は家族に確認し

希望と相違があれば辞退。

 

CASE 内定が出ている

内定先に行けるかどうかは家族次第になります。

ここまで黙っていると信頼面でパートーナーを不安にさせてしまいます。

(当然、気にしない人もいますが)

ここまで引っ張るメリットはほぼないです。

 

すでにここまで来てしまっている人は

転職=良いこと を理解してもらえるよう

転職反対の理由を論破していく形で説明しましょう。

できない部分があっても総合的に

転職=良いことが家族に理解してもらえれば○

  

また相談する時は

今後の人生計画をしっかりと織り込んだ伝え方をするのがおすすめです。

簡単な思いで転職を検討しているわけではないということが

相手に伝わり、安心感が生まれます。

 

反対してくれる事に感謝

反対してくれる人はみんな

あなたが失敗するのではないかと心配してくれています。

配偶者(パートナー)であれば自分にも関わるので

より親身になって考えた意見を言ってくれます。

 

そこで

そもそも転職はしないほうがいいと考えが変わったり

転職先の条件をより良い内容に変更するきっかけになります。

 

相談では自分の意思を理解してもらうだけでなく

今後のキャリアプランをより充実したものにするアドバイスを貰えます。

 

信頼関係を守る/家族との相違点で転職活動がやり直しにならないように

極力、大切な家族には転職活動の事後報告はやめましょう。

  

転職後の充実

転職したからには、やはりこれまでよりも充実した毎日を送りたいですよね。

プライベートの充実感で言うと

家族みんなで話し合って決めた会社であれば

万が一、想定外のことが起きても協力して乗り越えられます。

 

そういった意味でも

転職先を家族で話し合って決めることは

家族の絆が深まり、充実した毎日へつながります。

 

また

転職活動は大変です。

休日に転職のことを考えないだけでも

解放感を感じることができるでしょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

まとめです。

   

・転職を反対する人の主な考え方は
 環境が変化することで発生するリスク

・転職検討時、家族への相談は今すぐするべき
 (早いほど○)

・転職を家族に理解してもらうコツは
 自分が転職へ強い意志をもつ/転職=良い を伝える
 相手の不安要素を取り除く/相手の意見を反映する
 将来を見据えた話をする 等

 

家族に内緒で転職活動をしている人へ。

それは大企業の内定を貰ったとしても、信頼関係にひびが入る要因になります。

転職先を探すときは家族の意見も反映するようにしてください。

 

私も転職で3つの企業での勤務を経験している身です。

転職をしたい気持ちは分かります。

それでも空回りして自分ひとりで先走らないように要注意です。

あなたの喜びを共有できる大切な人に相談することが

よい結果につながります。

 

みなさんが理想のキャリアプランを描けることを願っています。

 

それでは、このへんで。

 

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